上海ラウンドテーブル2017のご報告

2017年11月4日(土)に、 華東師範大学外国語学院日本語学科と本研究会の共催で、 華東師範大学中北キャンパスにてラウンドテーブルが開催されまし た。当日は、日本から7名のファシリテーターと2名の大学院生、 上海市内および近郊から27名の方が参加されました。去年、 参加された方のみならず、 関西や福井で開催されたラウンドテーブルに参加されたリピーター のご参加もありました。

小さなグループに分かれて、長めの自己紹介を行いました。 その後、報告者から職場での実践のふり返りを丁寧に、寄り添って聴きました。 ラウンドテーブルを終えてから、報告者からは「 これまで自分の実践をじっくり語る機会がなかった。語ることで、 新たな気づきを得ることができた」「 今までの経験が日本語を教えることで活かされている」 という感想がありました。一方、聴き手からは「 ことばの力は生きる力になっている」、「 話し手の悩みを共有できた」、「集中して聴くことで、 いつもとは違う思考ができた」「報告を聞くことで、自分自身の 実践についてふり返ることができた」という感想がありました。

懇親会では、みなさんそれぞれの近況などを語り合い、 よい情報交換の場となっておりました。
今後も、細く長く続けていけることを願っております。