国際研究集会 ベトナム基調講演のご報告

12月7日(土)、8日(日)言語文化教育研究学会とハノイ日本語教育研究会の共催により、国際研究集会がベトナム・タンロン大学で開催されました。大会のテーマは「学習者・教師の学び合い」でした。

佐野香織氏は運営スタッフとして大会を企画・運営し、池田広子氏は2日目の基調講演者として「実践のプロセスを協働でふり返る教師コミュニティ」という題目で話しました。学びを培う教師コミュニティ研究会の立ち上げ当時のことや2008年から継続してきた活動を紹介しながら実践のふり返りの醍醐味を伝えました。会場にはハノイ・ラウンドテーブル(2019年5月実施)に参加した先生方も聞きにきてくださり、ラウンドテーブルに参加した感想などを会場の多くのみなさんと共有しました。

国際研究集会では、国境を越えて多くの日本語教育関係者とつながることや実践を協働でふり返ること大切さを実感しました。また、大会2日間の企画、内容、イベントは大変充実しており、驚きと感動の連続でした。ラウンドテーブルからのこのような展開がされたことは新たな一歩だと思います。