上海ラウンドテーブル2022 冬のご報告

2022年12月4日(日)、オンラインによるラウンドテーブルを開催しました。上海での開催は対面とオンラインの開催をあわせて、6回目となります。今回の参加者は27名(参加者22名 運営者5名)で、そのうちリピーターが半数以上でした。リピータ―の中には初回から毎回継続して参加してくださっている方もいました。また、上海以外に甘粛省、新疆ウイグル自治区、四川省、江蘇省、浙江省、北京そして日本国内からの参加がありました。参加者の背景やフィールド、教育現場は異なりますが、オンラインを通して語り手が語ることを丁寧に聴き合うことで、共感を得たり、刺激を受けたりしました。そして、参加者の生の声をしっかり聴くことの大切さを改めて感じました。
参加者からは「他大学の日本語の先生の今の(教育に対する)意識を知ることができてよかった」「立場や経験が違う視点から話がきけてともに考えることができ、新しいことを学んだ」「一人ではないと思った。明日からまた頑張れると思った」「自室にいながらオンラインでこのような交流ができることは、ドラマの中にいるような感覚でした。幸せな時間でした」という声がありました。 また、コロナ禍が続く中でオンライン授業を巡るメリットやデメリットなどが多くのグループで話されていました。ファシリテーターからは「上海ラウンドテーブルはリピーターが多いので参加者が全体の流れをわかっていて、グループの運営がやりやすかった」という話もありました。
長時間の活動でしたが、参加者の集中はとぎれることなく、最後まで熱気にあふれ、国を超えた一体感を強く感じました。来年こそは対面で開催できることを切に願っています。